🔍 腎臓の疲弊と腰痛の関係とは?
◆ 腎臓の位置と役割
腎臓は背中側、腰のあたり(第11胸椎〜第3腰椎)に左右1つずつ存在しています。主な役割は以下のとおり:
- 老廃物のろ過と排出(尿の生成)
- 血圧の調整(レニンの分泌)
- 電解質と水分バランスの調整
- 赤血球の生成促進(エリスロポエチンの分泌)
◆ なぜ腎臓が疲れると腰痛が起きるのか?
腎臓が疲弊(機能低下)すると、腎臓周辺の神経や筋肉が影響を受け、鈍い腰痛や重だるさを感じることがあります。以下のようなケースでよく見られます:
- 慢性腎臓病(CKD):初期症状は腰痛や倦怠感、むくみなど
- 尿路感染症・腎盂腎炎:腰の片側の鋭い痛みと発熱
- 腎結石:腰から背中にかけての激しい痛み
◆ 数値データから見る現実
- 日本の慢性腎臓病(CKD)の有病率は成人の約13.3%(1,330万人)(厚労省調査)
- CKDの早期発見が困難で、初期は腰痛などの「見逃されやすい症状」のみ
- CKD患者の約3割が腰痛を経験しているという報告も(日本腎臓学会誌より)
💡 腎臓をいたわる!セルフケアのススメ
ここからは、腎臓を回復・維持するためのセルフケアをキャッチーに紹介します。
💧「水は腎臓のラブレター」
→ 1日1.5~2Lの水分補給が理想!
腎臓が老廃物をしっかり流すには、キレイな水が必要不可欠。カフェインやアルコールは水分にならないので注意!
🍽️「腎臓は、塩とタンパクのバランスアーティスト」
→ 塩分は1日6g以下、タンパク質は適量を意識
塩分のとりすぎは血圧を上げ、腎臓を酷使。過剰な動物性タンパク質も腎臓に負担をかけます。
💤「寝ている間に腎臓リセット」
→ 睡眠中に腎臓は回復モードへ
深い睡眠は血圧を下げ、腎臓の修復タイムに。7時間以上の睡眠で腎臓をいたわろう。
🚶♀️「歩くことで、腎臓がよろこぶ」
→ 軽い有酸素運動で血流アップ
週3回のウォーキングで血液循環を改善。腎臓への酸素供給がスムーズに!
🧘♂️「ストレスは腎臓の天敵」
→ ストレスはホルモンバランスを乱し、腎機能を低下
深呼吸、瞑想、音楽、自然にふれる時間などで、腎臓にも心にも“おやすみ”を。
📝 腰痛が「ただの疲れ」と思ったら要注意!
- 慢性的な腰の鈍痛
- むくみ、頻尿、血圧の上昇、だるさ
これらの症状があるなら、一度血液検査(eGFRやクレアチニン)や尿検査を受けてみましょう。腎臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、症状が出るときはすでに進行していることも。
🌿 腎臓にありがとうを伝える生活を
「今この瞬間も、あなたの腎臓は黙々と働いてくれている。」
少しでも腰に違和感を感じたら、それは腎臓からの「ちょっと休ませて」のサインかも。
毎日のセルフケアで、腎臓をいたわってあげましょう。
✅ 腎臓を守る!生活習慣チェックリスト(全20項目)
【食生活編】
- □ 外食やコンビニ食が週3回以上ある
- □ 1日の塩分摂取量が6g以上(しょっぱい物が好き)
- □ 肉中心の食事が多く、野菜や果物は少なめ
- □ スナック菓子や加工食品をよく食べる
- □ アルコールを週4日以上飲む
【水分・排尿編】
- □ 日中にあまり水を飲まない(1日1L未満)
- □ カフェイン(コーヒー・エナドリ)をよく摂る
- □ トイレを我慢することがよくある
- □ 夜中にトイレに起きることがある
- □ 尿の色が濃く、においが強いと感じることがある
【運動・生活習慣編】
- □ デスクワーク中心で、ほとんど運動しない
- □ 週に1回以上、明らかなむくみを感じる
- □ 体重がここ半年で3kg以上増えた/減った
- □ 血圧が高め(130/80以上)または測ったことがない
- □ 睡眠時間が6時間以下、または質が悪いと感じる
【ストレス・体調管理編】
- □ 常にストレスを感じている(仕事・人間関係など)
- □ 疲れやすく、午前中からだるさを感じることが多い
- □ 風邪や感染症にかかりやすい
- □ 腰に鈍い痛みや重だるさを感じることがある
- □ 健康診断で「腎機能に注意」と言われたことがある
🟡 判定ガイドライン:
- ✅ 0〜4個:腎臓元気レベル!
→ 今の習慣を続けて、予防を意識すれば安心。 - ⚠️ 5〜9個:腎臓お疲れ気味かも…!
→ 食事・運動・水分補給を意識して、バランスの取れた生活を心がけよう。 - 🔴 10個以上:腎臓SOSの可能性大!
→ 病院での検査(血液・尿)をおすすめ。生活改善も今すぐスタート!
📌 ワンポイントアドバイス
「腰痛+むくみ+疲労感」は腎臓疲労の三大サイン!
放置せず、ぜひこのチェックリストを家族や友人ともシェアして、健康意識を高めていきましょう。
きづき接骨院の腰痛施術では必ず内臓のチェックを行います!
一概に腰痛と言っても腎臓がお疲れの場合もあれば、肝臓がお疲れの場合もあります。
きずき接骨院では内臓の状態をチェックするために、お腹を優しく押していき、お腹の硬さや押したときの痛みやその方が感じる違和感を探っていきます。
内臓の働きは自律神経に支配されています。内臓のチェック結果をもとに、あなたの腰痛に内臓の疲弊が関連しているのであれば、内臓の自律神経調整から施術をはじめていきます。自律神経調整を行った段階でお腹を押したときの痛みや違和感、硬さが和らぐことが多いです。
自律神経調整を行ったあとにお腹を押したときの痛みや違和感、硬さが残っている場合には吸い玉・カッピングや整体テクニックを用います。
腰を揉んでもらって、その時は楽になるけど痛みが再発する場合は、きづき接骨院の「内臓調整からはじめる腰痛根本原因改善施術プログラム」を受けてみて下さい。


