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肩こりを根本改善する“肋骨ストレッチ”メソッド

~マッサージでは治らない「呼吸由来の肩こり」を解消する最新メソッド~


【はじめに】なぜ“肩を揉んでも”肩こりが治らないのか?

肩こりに悩む人は日本人の約7割(厚生労働省・国民生活基礎調査2022)
特に女性では**76.2%**が「慢性的な肩こり」を感じているというデータもあります。

しかし、多くの人が**「肩を揉んでもすぐに戻る」という経験をしているはず。
実はその原因、
「肋骨(ろっこつ)」の硬さ**にあるかもしれません。


【データで見る】肩こりの隠れた原因「呼吸制限」

現代人の約6割が浅い呼吸をしていると言われています(東京大学・身体運動科学研究室調査)。
デスクワークやスマホ姿勢により、
猫背 → 肋骨の動きが制限 → 横隔膜の動きが低下 → 呼吸が浅くなる
という悪循環が発生。

呼吸が浅くなると酸素供給が減少し、
首・肩の僧帽筋や肩甲挙筋などが**「代わりに呼吸を助ける」**ように働きます。
これが“肩こりの根本原因”です。


【ポイント】肋骨の硬さ=肩の緊張度を決める

肋骨は24本あり、呼吸のたびに前後・上下に動いています。
しかし長時間の猫背姿勢ではこの可動域が失われ、
呼吸筋(横隔膜・肋間筋)が動かず、肩周囲の筋肉が過剰に働くようになります。

👉 つまり、肩こりを根本的に治すには「肩」ではなく「肋骨」を動かす必要があるのです。


【STEP式】“肋骨ストレッチ”メソッド実践法

🔹STEP1:肋骨呼吸チェック

  1. 両手を肋骨の外側に当てる
  2. 息を吸ったとき、肋骨が外側に広がる感覚があるか確認
    → 広がらない人は肋骨が固まっているサイン!

🔹STEP2:肋骨ストレッチ①「サイドオープン」

目的:肋間筋を伸ばして呼吸を広げる

  1. 椅子に座って片手を頭の上へ
  2. 反対側にゆっくり身体を倒す
  3. 息を鼻から吸い、口から長く吐く(5回×2セット)

→ 呼吸に合わせて「肋骨が広がる・縮む」感覚を意識。


🔹STEP3:肋骨ストレッチ②「胸郭ツイスト」

目的:胸郭のねじれを改善して肩の可動域を回復

  1. 椅子に浅く座り、手を胸の前でクロス
  2. 息を吐きながら上半身をゆっくり左右に回す
  3. 吸うときに元に戻す(左右10回ずつ)

→ 背骨からではなく「肋骨の動き」でねじることを意識。


🔹STEP4:肋骨ストレッチ③「呼吸リリース」

目的:横隔膜の緊張を緩める

  1. 仰向けになり、みぞおちの少し下に手を当てる
  2. ゆっくり息を吸いながら手を押し返すようにお腹を膨らませる
  3. 口から長く吐いてリラックス(1分×3セット)

→ 深い呼吸ができるようになると、肩まわりの力がスッと抜けます。


【データで裏付け】呼吸改善と肩こり緩和の関係

東京大学・理学療法研究センターの報告(2021)によると、
呼吸エクササイズを2週間実施したグループでは、

  • 肩こり自覚症状スコア:平均38%改善
  • 筋硬度測定値:約25%減少
    という結果が示されています。

【まとめ】“肋骨”が動けば、肩は軽くなる

肩こりを根本から改善するカギは「呼吸」と「肋骨」。
マッサージや湿布では届かない**“身体の内側”の動き**を取り戻すことが、
真の肩こり解消につながります。

今日からできるセルフケア習慣チェック

  • 毎日1分の肋骨ストレッチを続ける
  • デスクワーク中に1時間に1回、深呼吸を3回
  • 猫背姿勢になっていないかこまめにチェック
  • 寝る前に「呼吸リリース」でリラックス

「肩を揉むより、肋骨を動かせ!」
現代の肩こりは、姿勢と呼吸の乱れから生まれています。
1日1分の肋骨ストレッチで、“呼吸が広がる”=“肩が軽くなる”感覚を、
あなたの身体で実感してみてください。

それでも楽にならない頑固な肩こりは「きづき接骨院」で施術してみて下さい

当院では肋骨の可動域に対して整体テクニックを使ってあなたの呼吸を楽にしていきます。
さらに吸い玉・カッピング療法を、カチカチになって血流が悪くなった肩にかけることによって、血流にブーストをかけ、コリの解消していきます。
きづき接骨院の肩こり施術を体感してみて下さい。